ライブ配信の基本から購入導線の設計を解説 顧客とエンゲージメントを高めるライブコマース
InstagramやTikTokなどのSNSや自社システムを使ったライブコマースを始める企業、ブランドが増えています。ライブコマースはオンライン接客の1つとも考えられており、顧客とのエンゲージメントを高める上でも取り組みたい施策です。本資料では、ライブコマースを始めるにあたっての基本情報や購入導線の設計ポイント、コンテンツ資産の活かし方などを解説します。
ShopNowはInstagramのショッピング機能です。Instagramショッピングの機能は、日本国内ではまだ利用できないものもあります。ここでは、ShopNowやInstagramショッピング機能についてと、日本での導入方法をご紹介します。
ライブコマースからスムーズな購入を促す導線設計のポイントをご存知ですか?ライブコマースの基本から業種別成功事例までをまとめた資料をご用意しました。
ShopNowとはInstagram上で利用できるショッピング機能で、商品にタグ付けをしてタップすると商品詳細ページに移動できます。Instagramは、特に20~40代の女性が情報収集ツールとして利用していることもあり、アパレルや化粧品、インテリアなどを扱う企業やショップなどには欠かせない販路のひとつです。
2022年9月現在、日本国内ではShopNowを使ってInstagram上で直接決済することはできません。しかしアメリカではInstagram上で決済できるチェックアウト機能のテストを進めており、近い将来は日本でもInstagramアプリ内で買い物を完結できるようになると考えられます。
ShopNow(Instagramショッピング)とインスタライブはまれに混同されますが、まったく別のサービスです。インスタライブは画像ではなく動画をリアルタイムに配信できるサービスのことです。インスタライブをライブコマースに利用している企業も多いことも、両者が混同される原因かもしれません。
それでは、実際にShopNowで何ができるのかを見てみましょう。簡単に言うと、企業やショップがInstagramに投稿した画像に「商品タグ」を貼り付け、ユーザーが商品タグをタップしたりクリックしたりすることで商品紹介ページに移動します。
購入するにはさらに企業やショップのサイトに移動する必要がありますが、ShopNowを利用すれば、ユーザーはブラウザーで検索し直すことなく、Instagram内で気になった商品をタップするだけですぐに商品購入へ進めます。
企業やショップがShopNowを利用すると、さまざまなメリットがあります。ここでは、どのようなメリットがあるかを紹介しましょう。
Instagramに投稿された写真を見て「これが欲しい!」と思ったユーザーを購入サイトへ誘導することができます。ユーザーは、気になった商品を販売をしているサイトを探す手間がかかると、購入意欲が減退してしまいます。モチベーションを維持したまま購入サイトへ誘導できるのは、大きなメリットです。
ユーザーが画像を見て「欲しい」と思っても、金額が大きく予算をオーバーしているケースもあるでしょう。このような場合、サイトまで誘導してから「買えない」となると、ユーザーはがっかりしてネガティブな体験となってしまうかもしれません。欲しいと思ったその場で金額などの情報を確認してもらえれば、企業にとってもユーザーにとってもメリットになります。
ShopNowを利用するには、Facebookビジネスプロフィールを設定してInstagramと連携する必要がありますが、サービスの利用料は無料です。ただし導入や運営に割かれる人的コストは必要です。
ShopNowは、人気SNSであるIngtagramからECサイトへ誘導する新規顧客獲得の手段として有効です。商品に興味を持ってくれたユーザーがほかの商品も買ってくれるかもしれませんし、そのままリピーターになってくれればECサイトの売り上げに大きく貢献するでしょう。
SNSの発展や消費の中心層となっていくZ世代の影響により、ライブ配信で配信者と視聴者がコミュニケーションをとりながら買い物ができる「ライブコマース」に注目が集まっています。ライブコマースを始めるにあたっての基本情報や購入導線の設計ポイント、コンテンツ資産の活かし方などを解説した資料も公開中です。そちらもご参照ください。
ShopNowは、企業やショップだけでなく、ユーザーにも大きなメリットがある仕組みです。ここでは、ShopNowのユーザー側のメリットをご紹介しましょう。
Instagramに投稿された写真を見て「これが欲しい!」と思うこともあるでしょう。このとき、企業やショップがShopNowを利用していれば、気になった商品をすぐに購入することができます。商品名や画像から、販売をしているサイトを探す手間がかからないのは、大きなメリットです。
アパレルでは同じメーカーの商品が、自分の好みに合っているという場合も多いでしょう。ShopNowでは商品単体だけでなく、同じショップの別商品もチェックできるので、ユーザーは気に入った商品を見つけやすくなるメリットがあります。
Instagramのユーザーの中には、ファッションなどの情報収集ツールとして利用している人もいます。気になったアイテムを自分で検索しようとしても、正確な商品名がわからないとうまく見つけられないかもしれません。ShopNowからであれば、間違わずに同じ商品を購入できます。
SNSネイティブのZ世代にとって、ライブ配信は身近なものです。ライブコマースのような新たな販売チャネルを活用し、新しい客層を獲得していくためには、世代別に興味・関心を把握し、ターゲットに合わせた戦略を練る必要があります。X世代からα世代までの消費活動の傾向やマーケティング施策のポイントについてまとめた資料も公開中です。そちらもご参照ください。
ShopNowには企業やショップ側だけでなく、ユーザーにもメリットがあることがわかりました。ShopNowを導入するためには、いくつかの条件のクリアやアカウントの準備が必要となります。ShopNowの導入方法を簡単にご紹介しましょう。
Instagramショッピングについて詳しくは、公式のガイドを確認してください。
まずはInstagramが指定する利用要件をクリアすることが必要です。条件は次のとおりです。最新の利用要件は、Instagramのヘルプセンターの内容を確認してください。
Instagramショッピングを利用するには、Instagramアカウントをビジネスアカウントに切り替える必要があります。ビジネスアカウントに変更すると、ビジネス情報を追加したり、広告を配信したりできるようになります。Instagramを企業で活用するのであれば、切り替えておきましょう。
さらに、商品情報を登録するにはFacebookページが必要です。Facebookコマースマネージャーで商品カタログを登録することで、ShopNowの機能を利用できるようになります。
準備が完了したら、Instagramにショッピング機能の審査を申し込みます。審査を申し込むには、Instagramのビジネスプロフィールから「ショッピングに登録」を選択します。審査は数日で完了し、承認されればショッピング機能をアクティブにできるようになります。
ここではInstagramのショッピング機能であるShopNowについてご紹介しました。若いZ世代を中心にSNSでの情報収集はもはや日常となっており、自社サイトだけではなくさまざまなチャネルでユーザーとコミュニケーションを図ることの重要性はますます高まっています。
FacebookがMetaに社名変更したり、Instagramショッピングの機能も個別にテストが進められていたりなど、状況は随時変わっています。最新情報を知るためには、記事内でもご紹介した公式のガイドやヘルプセンターを参照するようにしてください。
ライブ配信の基本から購入導線の設計を解説 顧客とエンゲージメントを高めるライブコマース
InstagramやTikTokなどのSNSや自社システムを使ったライブコマースを始める企業、ブランドが増えています。ライブコマースはオンライン接客の1つとも考えられており、顧客とのエンゲージメントを高める上でも取り組みたい施策です。本資料では、ライブコマースを始めるにあたっての基本情報や購入導線の設計ポイント、コンテンツ資産の活かし方などを解説します。
サービス資料ダウンロード
Sprocketの機能、コンサルタント、導入事例、実績、
プラン体系などをご紹介します。(無料)
導入検討の相談・見積もり
新規導入、乗り換えのご相談、Web接客ツールの比較など
お気軽にお問い合わせください。(無料)
03-6420-0079(受付:平日10:00~18:00)