CX改善に必要な行動データ分析とは？「デジタルマーケターズサミット 2023 Summer」でSprocketが解説

行動データから顧客育成の糸口をつかむ

ロイヤル顧客の育成は多くの企業が注目していますが、オンラインはブラックボックス化していて手がかりが少ないことが課題です。Sprocketでは、ユーザーの行動データをもとに「どのような行動がサイトの再訪やリピート購入を生んでいるのか？」という視点で分析し、具体的な施策の手がかりを見いだします。

行動傾向の差分である「点」を集めていくと、ユーザー行動が初訪時からどのように変化していくのかの「線」が見えてきます。このようにユーザーの状況を掘り下げることを深田は「ホワイトボックス化」と説明します。

顧客の理解が良質のスパイラルを生む

多くの分析をくり返す中で、顧客育成に重要な「機能の利用」「チャネルの開拓」「ブランドの理解」という3つの要素が見えてきました。ユーザー行動を読み解くことで、顧客の状況や心理を深く理解でき、その結果としてより精度の高いコミュニケーションが可能になるという良質のスパイラルが生まれます。

深田は「SprocketはPDCAサイクルを回してパーソナライズ化を支援する機能がそろっています。ツールだけでなく、社内で共有した知見やメソッドをコンサルタントがご提供します」と説明し、セミナーを終えました。